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【中国A12】即効性ある売上施策は、休眠顧客の掘り起こし2022.02.14
1. 以下の営業活動で、人的パワーが足りずに対応しきれない場合がある
・ 展示会やセミナーなどで名刺交換をする
・ ホームページからの問い合わせで見込み客情報を入手
・ 失客した顧客、現在は連絡を取っていない休眠顧客 の掘り起こし
そこで始めたいのがリードナーチャリング (見込み客の育成)。
過去に自社の商材に興味をもってくれた見込み客のため、
適切にナーチャリング (育成) することで、案件化することが可能。
↓
それには、以下の施策が必要。
・ 見込み客情報の一元化
・ メルマガと、お役立ち情報の発信
2. BtoBビジネスで スイッチされない (失客しない) ために
BtoBビジネスの場合、以下の傾向があります。
・ 次に商材が必要になるまでのスパンが長い
・ 取引金額が高い場合、休眠顧客が増える
【原因1】 取引金額が高ければ、顧客は購入に慎重になります。
購買行動に慎重になっている間に、適切なアピールができなければ、
休眠化してしまうケースを散見します。
【原因2】 従来の対面営業の代わりに、オンライン商談を行なったり、
内勤営業に切り替えたりする必要性が出てきました。
オンライン施策はメリットも多いが、デメリットもあります。
【短所A】 直接顧客と顔を合わせられない「オンライン商談」では、
お客様と意思の疎通がうまくいかない可能性もあります。
【短所B】 過去、オンライン施策に力を入れてこなかった企業では、
急にオンラインに施策に切り替えようとしても、在中国専用の
「企業ホームページ」が しっかりできていなければ、成果が出ません。
3. 今、休眠顧客の掘り起こしがベストタイミング
休眠顧客は一度でも自社商材に興味を持ってくれた顧客のため、
新規顧客の開拓よりも購入までのハードルが低いため、やりやすい。
■休眠顧客を掘り起こすための施策は3つ
【施策1】 休眠状態が長ければ長いほど、顧客は自社商材に関する興味が薄れます。
そのため、休眠顧客を長期にわたって放置しておくのは避けるべき。
↓
以下の施策が重要。
・ 休眠顧客の早期発見と、顧客管理化
・ 定期的にコミュニケーションするしくみ作り
※ 休眠状態と呼ぶ期間は自社で決める必要があります。
(例)「最終利用日から1年」「最終購入日から3ヶ月」など
【施策2】 休眠顧客を把握するためのしくみづくり
顧客を管理する際は、以下の記録(メモ)が必要。
・ 顧客の行動パターン
・ 購買履歴
顧客の行動パターンを分析することで、各顧客に合わせたアプローチが可能。
↓
休眠顧客の心理を考え、理解を深める
以下の原因がわからなければ、有効な施策に結びつきません。
「自社商材を利用しない理由」
突然購入が止まった場合、「購入をやめた理由」を調査することは大切。
購入をやめて休眠したきっかけを正しく把握することで、
顧客に合わせたメルマガを定期発信できるようになります。
■ メルマガの注意すべきポイント
一般社団法人 日本ビジネスメール協会の
「ビジネスメール実態調査2020」によると、
1日の平均メール受信数は、約50通であるという結果が出ました。
在中国日系企業の皆さんであれば、もっと受け取っていることでしょう。
他のメールに埋もれずに問い合わせにつなげるメールを配信するために、
マーケティング要素が強い「HTMLのメルマガ」が主流になっています。
メールマーケティングが発展している背景にはツールの進化があります。
・ 一斉送信する方のグループ化が簡単
・ メール内のURLをクリックした方を可視化できる
・ WordでHTML化したメール文が簡単に作成できる
クリックした方は、自社商材に興味ある方です。
興味のある方が、確度の高い見込み客なります。
闇雲に電話したり、訪問したりする労力が一気に減ります。
【施策3】顧客情報を徹底管理
休眠顧客の掘り起こしを効率的に行うには、適切な顧客情報管理が必要。
顧客情報管理が以下なら、見直しを考えるべき。
・ 情報が未更新、ステータスが不明な会社がある
・ 会社名の表記が統一されていない
・ 過去のヒアリング内容が記載されていない
・ 電話番号や担当者名の連絡先が記載されていない
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