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【中国A15】 わかりやすい EC販売方法(BtoB-EC)2022.03.02

 

 

1. 現在の在中国日系企業の営業状況

 

① コロナ禍のため、出張がしづらい(PCR検査が必要など)
② 中国全土へ営業をかけたいが、訪問営業スタイルは効率が悪い
③ 営業からの顧客接点が減り、売上達成が厳しい
            ↓
新規顧客や新規チャネルを増やして、売上増大を図りたい

 

 

 

 

2. BtoB-EC販売

 

BtoB-ECとは、企業間の取引をデジタルの仕組みで行うことを言う。
法人向けの商品や製品の受注・取引のためのウェブサイトのことを
BtoB-ECサイトと言う。

 

以下の理由で、BtoB-ECの導入が進んでいます。
 ・ 企業間取引も、ネットを使った取引にシフトしてきている
 ・ 世の中のデジタル化が急速に進展し、業務効率が向上する
 ・ 非接触型ビジネスへのシフトへ、大きな注目が集まっている

 

 

 

3. 在中国日系企業様にとって、今もっとも良いBtoB-EC施策

以下に出店する施策をおすすめします。

 

①Tmall(天猫)

中国No.1のECプラットフォーム。

 

【長所】本来はBtoC-ECサイトですが、高い信用度と買いやすさ、
ショップ対応が良いため、BtoB-ECが増えている

【短所】品質の良い商材を安定して仕入れられる可能性が高いが、
割高な場合が多い

 

②1688.com
世界最大のBtoB(企業間取引)ECサイト。

 

【長所】価格が安い傾向があり、
ある程度数にまとめたら安く買える(ロット販売)

【短所】メインは生産活動になっている店舗が多いため、
レスポンスが悪いショップが数多く存在する

 

 

 

 

 

4. Tmall(天猫)への出店条件

 

【対象企業①】日本本社がメーカーである在中国日系企業

Ⓐ 生産拠点が日本の商材の場合、

中国の商標登録 / 授権書 / 通関リストが必要。
※授権書とは、販売する商品のメーカーが発行する書類

 

Ⓑ 生産拠点が中国の商材の場合、中国の商標登録が必要。
自社で製造していない商社の場合、授権書も必要。

 

 

【対象企業②】日本本社がメーカーでない在中国日系企業

生産拠点が中国の商材の場合、中国の商標登録と授権書が必要。

 

 

T-mall (天猫) の売りは、
      ・ 品質
      ・ 信頼感
      ・ 集客力

 

さらに、スマホアプリで利用できるため、
プライベートでも使用しており、使用頻度が非常に高い。
(Tmallの商品は、タオバオのアプリでも探せます)

 

 

5. Tmall(天猫)への出店にかかる費用

 

・  出店保証金:150,000元(退店時に返還)
・  年間利用料:30,000元 /年
 (年間売上36万元上は 50%OFF、120万元以上は 100%OFF)
・  商品販売のサービス費用:2%
・  輸出関連、倉庫物流関連、店舗運営、広告費用がかかる場合がある

 

 

 

6. 1688.comへの出店条件

 

① 中国の銀行口座での「アリペイ」アカウントが必要
② 出店保証金:16,000元(退店時に返還)
③  年間費用  :36,800元

 

 

■中国の若者の中で流行っている1688の新しい使い方

 

「まず Tmallなどの小売ECサイトで購入したい商品を探して、
それと同じものを1688.comで購入する」という方法=BtoBtoC

 

中国の若者は以前より商品価格へのこだわりが強くなっています。
これまで仕入れサイトとして存在してきた1688が、
「なるべく安いものを買いたい」と目に留まるようになりました。

 

同じ商品であっても、1688の販売単価はTmallなどの、
小売サイトの半額以下の値段で買える可能性が高い。

 

ただし、1688は最低ロット数の設定があるため、
普段よく使っている日常消耗品や食品などの欲しいものを、
友人にシェアして共同購入させる使い方が広がっています。

 

 

 

 

 

 

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