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【中国B10】 社員の帰属意識を高めるために実施すべきインナーブランディング2023.03.14

 

 

 1. 企業への帰属意識の低下が進んでいる

 

以下のようなことを感じてはいる人事担当者が増えている。
  ・ 帰属意識とはどんなものか
  ・ 社員エンゲージメントや社員満足度とはどう違うのか
  ・ どうすれば帰属意識を高められるのか

 

 

 

 2. 昨今、社員の帰属意識を高めようとする企業が増えている

VUCAの時代になったため、社員の帰属意識が薄くなり、
社員のマネジメントが難しくなった。

VUCAとは、ビジネス環境が変化するスピードが速くなり、様々な要素が
絡み合って環境が複雑化し、将来の見通しができなくなっている状態のこと。

 

 

 

 3. 帰属意識とは

特定の集団や組織に所属している意識のこと。
企業において「会社の一員である」という感覚や意識のこと。

 

① 帰属意識が低くなると、企業の一員という感覚が薄れ、
集団や組織の中で自分の居場所を見つけられなくなる。

 

結果、同僚や上司とのコミュニケーションを避けるようになり、
最終的には辞めるということに繋がりかねない。
                          ↓
採用してすぐに辞められては、採用コストが大きくなる。

 

 

② 帰属意識が高ければ、以下により組織に対する愛着が強くなる。
「企業に対して一体感を感じるようになること」

 

結果、以下の成果が出る。
以下に対して、自分ごと化して取り組むようになる。
「組織が達成したい目標や抱えている課題」
            ↓
企業において社員の帰属意識を高めることは、以下。
  ・ 企業に対して貢献したいという気持ちが生じる
  ・ 組織力を強化するためにも重要

 

 

 

 4. 帰属意識と似ている概念

                       ・社員エンゲージメント
                       ・社員満足度

 

① 社員エンゲージメント

 

 

② 帰属意識

 

 

③ 社員満足度

 

 

 

 5. 近年、企業が社員の帰属意識を意識するようになった背景

主な理由が、以下。
          ・ ビジネス環境の複雑化
          ・ 社会的制約による管理強化

 

【理由❶】 ビジネス環境の複雑化

ビジネス環境が変化するスピードが速くなり、
さらに様々な要素が絡み合って環境が複雑化しているため。

 

将来の見通しができなくなっているVUCAの時代である現代では、
「勝ち筋」がなくなり、何をどうすれば成果をあげられるのかが不明。
                ↓
このような時代においては、成果をあげるには以下が必要。
  ・ 社員一人ひとりが組織への貢献意欲を持つこと
  ・ 積極的に能力を発揮できる状態であること

 

 

【理由❷】 社会的制約による管理強化

コロナ禍の影響もあり、社員の働き方は大きく変わり、
リモートワーク、ハイブリッドワークが増えた。
                            ↓
企業が社員のマネジメントを徹底することができなくなり、
従来よりも「社員の帰属意識を高めること」が難しくなった。

結果、帰属意識を高める方法が注目されている。

 

 

 

 6. 帰属意識が低下する主な原因

帰属意識が低下してしまう主な原因は、以下。
                 ・ 交流不足
                 ・ ビジョンが曖昧なために目的共有が不足

 

【原因❶】 交流不足

社員と経営層との間で交流が不足していると、
社員の帰属意識は下がっていく。

オンラインのやり取りが増えていくと、
何気ない雑談などができなくなり、帰属意識の低下が進んでいく。

 

【原因❷】 ビジョンが曖昧なために目的共有が不足

帰属意識において、以下を感じられることは重要。
         ・ 自分の役割
         ・ 自分がやるべきこと

 

企業の規模が大きくなると、以下により帰属意識の低下に繋がる。

  ・企業のビジョンや方向性が曖昧になること
  ・目的が改定されることにより、社員が振り回されること
  ・自分が今取り掛かっている仕事が、企業にとって
   どんな意味や意義があるのかを感じられなくなること

 

 

 

 7. 帰属意識を向上させると、以下のメリットがある

 

【長所❶】 離職率が下がり、社員が定着する

帰属意識が高まることで、企業への興味関心が増し、
愛着心も生まれるため離職率が低下する。
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昨今は、人手不足が深刻化しており、社員が急に辞めると、
その穴を埋められずに仕事が進まなくなるケースが少なくない。

 

帰属意識が高ければ、人員の入れ替わりが減り、安定的な業務が
可能になるため、以下の好循環が生まれる。
「この職場は働きやすいと感じる社員が増えていく」

 

 

【長所❷】 団結力が高まり、生産性が上がる

帰属意識が高い社員が多い職場では、以下。
・ 団結力が増す:
組織の目標を達成するために社員同士が協力するようになる

・ 自主性が増す:
一人ひとりが自分の役割やするべき仕事を認識するようになり、
社員自ら、自主的に動くようになる。

・ 積極性が増す:
「会社に貢献したい」という気持ちを持つようになる
              ↓
結果、チームとしても個人としても生産性の向上が期待できる。

 

【長所❸】 採用や教育にかかるコストの削減

帰属意識が低い企業では、離職率が高くなり、
社員の採用や教育にかかるコストが大きくなる。
                        ↓
帰属意識が高ければ、定着率が上がるため、
何度も採用や教育をする必要がなくなるため、コスト削減が可能。

 

 

 

 8. 帰属意識を向上させる際のポイント

 

【方法❶】 社内コミュニケーションの促進

帰属意識を高めるには社内コミュニケーションが重要。
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可能な限り社員同士が雑談や会話を楽しめる環境を用意する。

現場の人間と経営層とのコミュニケーションを促進させることで、
社員は「会社の一員である」という認識を深めることが可能。

 

 

【方法❷】 福利厚生の充実化

福利厚生の充実化は、社員の帰属意識を高めるために効果的。

 

 

【方法❸】 インナーブランディング

企業のビジョンが浸透すれば、社員は以下を実感できるようになる。
「自分の業務がどのような意味や意義があるのか」
                                      ↓
企業が大事にしている価値観やビジョンを社内に向けて広く発信し、
共感してもらうことができれば、帰属意識の向上に効果的。

 

 

 

 

 

 

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