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【中国B89】 カタログやパンフレットの内容をそのまま載せたホームページをやめる2023.11.26

 

 

1. カタログやパンフレットの内容をそのままホームページに載せる
制作方法はやめるべき

①この制作方法で作ったホームページは薄っぺらな内容になり、
お客様がホームページを離脱する結果を招くことになる。

お客様のニーズを満たせないため、結果、信頼を勝ち取れない。

 

②ホームページは、お客様とのコミュニケーションの窓口。

多様なお客様が、各々に、
魅力的で価値のある情報を提供するホームページを求めている。
         ↓
しかし、多くの日系企業は、カタログやパンフレットの内容を
そのままホームページに載せるという制作方法をとっている。

 

これは以下の理由から非効率的で、必要なコンテンツが少ない。
お客様のニーズに応えることができないため、即刻やめるべき。

・お客様に新鮮味や興味を持たせることができない
・価格や品質などの論理的な要因だけでは網羅できない
・購買プロセスには多くのステージがあり、内容が合わない
・購買関与者が複数でそれぞれに異なるニーズや関心がある

 

 

 

 2. 【理由❶】カタログやパンフレットの内容をそのままホームページに
載せることは、お客様に新鮮味や興味を持たせることができない

 

お客様は自分にとって、常に新鮮で役に立つ情報を求めている。

カタログやパンフレットの内容には、以下のデメリットがある。

・そのままでは更新できないため、情報が陳腐化しやすい
・一般的な傾向になりがちで、競合他社との差別化がしにくい
・印刷物前提の内容のため、ホームページの特性を活かしにくい
                                   ↓
ホームページはインタラクティブな要素を用いて、常に情報更新し、
初めてお客様の興味や感覚を刺激することができる。

 

例えば、以下のようなメディアを効果的に使うことで、
お客様の注意を引き、記憶に残ることができる。

           ・お役立ち情報
           ・動画や画像
           ・クイズやアンケート など

 

 

 

 3. 【理由❷】BtoB企業の購買行動は近年、多様化が進んでいる

①BtoB企業の購買行動は、BtoC企業の購買行動とは異なる。
BtoB企業の購買行動は、
複数の意思決定者が関わり、長期的な関係性が重視される。

 

②BtoB企業の購買行動は近年、多様化が進んでいる。
価格や品質などの論理的な要因だけでなく、感情や価値観、
社会的責任などの非論理的な要因もコンテンツとして取り入れるべき。

 

例えば、以下を紹介することでお客様の信頼や共感を得ることができる。

           ・お客様の課題や目標
           ・成功事例や失敗事例
           ・自社のビジョンやミッション
           ・社会貢献活動
                       ↓
お客様の感情に訴えることで、購買意欲を高めることができる。

 

 

 

 4. 【理由❸】購買プロセスに合わせたコンテンツを提供できない

①お客様の購買プロセスは、一回のアクションで終わるものではない。

購買プロセスには認知、検討、評価、選択、購入、使用、維持、
更新などの多くのステージがある。
                       ↓
それぞれに異なる情報や判断基準が必要になる。

 

②カタログやパンフレットの内容は、主に商材の特徴やメリットを紹介
するものだが、お客様はそれだけではなく、以下の情報も求めている。

           ・他社との比較
           ・導入事例
           ・アフターサービスや保証
           ・アップグレードや更新 など

 

 

③ホームページはお客様の購買プロセスに沿って、適切なコンテンツを提供することができる。

以下に、各ステージでのコンテンツの例を示す。
【認知ステージ】業界のトレンドやニュース、自社の強みや差別化要素
を紹介することで、お客様の関心を引くことができる。

【検討ステージ】商材の詳細や価格、他社との比較や導入事例を紹介
することで、お客様の判断を支援することができる。

【評価ステージ】お客様の質問に答えるFAQや、AIチャットボット、
無料体験やデモを提供することで、お客様の不安を解消できる。

【選択ステージ】お客様の決断を促すCTAや、テストモニアルや
レビューを提供することで、お客様の信頼を高めることができる。

【使用ステージ】お客様をサポートするマニュアルやカスタマーサポー
トを提供することで、お客様のロイヤルティを高めることができる。

【維持ステージ】お客様の商材の維持を促すメンテナンスや修理、保証
や保守を提供することで、お客様のトラブルを防ぐことができる。

【更新ステージ】お客様の商材更新を促すアップグレードや新製品、
キャンペーンを提供することで、リピート購入を促すことができる。

 

 

 

 5. 【理由❹】購買者のパーソナルに合わせたコンテンツを提供できない

①購買関与者は、技術者、営業担当者、経営者、財務担当者、法務担当
者、エンドユーザーが含まれ、それぞれに異なるニーズや関心がある。

 

②カタログやパンフレットの内容は、主に商材の機能や性能に焦点を
当てているが、購買関与者はそれだけではなく、以下の情報も求めている。

           ・商材の価値や効果
           ・リスクやコスト
           ・契約や法律
           ・利便性や満足度 など

 

③ホームページは、購買者のパーソナルに合わせて適切なコンテンツを
提供することができる。

以下に、各パーソナルでのコンテンツの例を示す。
【技術者】商材の仕様や特許、技術資料やデータシート、実験や検証
を紹介することで、お客様の信頼を得ることができる

【営業担当者】商材のメリットや競争力、市場やニーズ、営業ツール
を紹介することで、お客様の説得を支援することができる

【経営者】商材の戦略やビジョン、ROI、ケーススタディや成功事例
を紹介することで、お客様の決断を促すことができる

【財務担当者】商材の価格や割引、予算や費用対効果を紹介すること
で、お客様の合理性を高めることができる

【法務担当者】商材の契約や保証、規制や法律、リスクや責任を紹介
することで、お客様の安心を高めることができる

【エンドユーザー】商材の使い方や操作、機能や性能、利便性や満足
度を紹介することで、お客様の快適さを高めることができる

 

 

 6. まとめ

①ホームページのコンテンツは、お客様とのコミュニケーションの窓口
として、以下を目指すべき。
「多様なお客様に魅力的で価値のある情報を多く提供すること」

 

②ホームページは、多様なお客様のニーズや関心に応えることが
できるコンテンツを作成することが必要。

ホームページのコンテンツは、以下ができる。

・お客様の購買行動や購買プロセス、購買者のパーソナルに合わせて、
最適化することができる

・ホームページの特性を活かして、多様なメディアやインタラクティブ
な要素を用いて、お客様の興味や感覚を刺激することができる

 

 

③ホームページのコンテンツは、カタログやパンフレットの内容を
そのまま載せるのではなく、以下を目指すべき。
「オリジナルで新鮮で役に立つ多様な情報を多く提供すること」

 

④結果、ホームページのコンテンツは、お客様とのコミュニケーション
の窓口として、お客様に以下の役割を果たすことに繋がる。

           ・関心を引く
           ・信頼を得る
           ・説得する
           ・決断を促す
           ・満足させる
           ・売上に貢献する
           ・リピート購入を促す など

 

 

 

 

 

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